2014年9月11日木曜日
アメリカ食品流通視察研修会について(第3回)
今回は青果の売り場をご紹介いたします。
売り場を見てみると、とてもカラフルで華やかな雰囲気が印象的でした。
陳列している野菜や果物の種類が日本に比べ多いというのもありますが
異なる色の食材を交互に並べることで、食材個々の色を際立たせるといった
カラーコントロールにも工夫がされていました。
この陳列している野菜や果物は毎日閉店するとすべて
バックヤード(食材を格納する倉庫)に戻し、翌朝にすべて陳列し直しています。
(もちろん、片づけた後はすべての陳列棚をきれいに拭くそうです)
鮮度、衛生管理へのこだわりを感じさせられました。
次回は店内の惣菜売り場についてご紹介したいと思います。
読んでいただきありがとうございました。
2014年9月8日月曜日
アメリカ食品流通視察研修会について(第2回)
前回はお店の外観についてご紹介しました。
これから数回に分けてお店の中を少しのぞいてみましょう。
今回は「イートイン」です。
スーパーというよりはどこか飲食店のような雰囲気が感じられませんか?
お客様がゆったりと過ごせるようにと新聞や雑誌が置いてあったり、
家にいるような感じを演出するため暖炉を設置するなどして
お客様にくつろいでもらえるようにと工夫が凝らされています。
「イートイン」は店内だけでなく、お店の外にもあります。
写真は昼間のものですが、夜になると電球色の明かりが落ち着いた感じを演出し
人が集まる場所にもなっているようです。
今回は日本ではなかなか見られないお洒落な「イートイン」をご紹介しました。
次回は店内の売り場についてご紹介したいと思います。
読んでいただきありがとうございました。
これから数回に分けてお店の中を少しのぞいてみましょう。
今回は「イートイン」です。
スーパーというよりはどこか飲食店のような雰囲気が感じられませんか?
お客様がゆったりと過ごせるようにと新聞や雑誌が置いてあったり、
家にいるような感じを演出するため暖炉を設置するなどして
お客様にくつろいでもらえるようにと工夫が凝らされています。
「イートイン」は店内だけでなく、お店の外にもあります。
写真は昼間のものですが、夜になると電球色の明かりが落ち着いた感じを演出し
人が集まる場所にもなっているようです。
今回は日本ではなかなか見られないお洒落な「イートイン」をご紹介しました。
次回は店内の売り場についてご紹介したいと思います。
読んでいただきありがとうございました。
2014年8月7日木曜日
アメリカ食品流通視察研修会について(第1回)
当社のお客様であります(株)マルイ様の
共栄会が主催する『2014年アメリカ食品流通視察研修会』に
6月17日(火)から6月22日(日)の5日間参加してきました。
共栄会とは(株)マルイ様と取引先とが対等な立場で、相互にメリットを
つくりながら共存共栄を目指す組織です。
食品メーカー、仕入先が多数参加しており、その他にも機器メーカー、
建設企業、システム企業等がパートナーとして(株)マルイ様を盛り立てています。
定期的に講演会や研修会といった活動を行っており、
『2014年アメリカ食品流通視察研修会』にも多数の企業が参加しました。
今回の訪問先はロサンゼルス&ラスベガスです。
全米でも健康志向・グルメ嗜好が高く、競合が厳しい市場において、
個性的な品揃えと顧客対応により、全米No.1ウォールマート等の
ナショナルチェーンと対抗しているスーパー及び他業態の有力小売業を訪問し、
いかに彼らが地域ニーズに対応し差別化しているかの実態を視察してきました。
3泊5日の行程で合計11店舗を視察しました。
LAの3大スーパーマーケットチェーンの一つ
アメリカの標準的なスーパーマーケット
② Whole Foods Market(ホールフーズマーケット)
オーガニック食品スーパーマーケット
③ Bristol Farms(ブリストルファームズ)
アップスケールスーパーマーケット
※アップスケールとは、高級という意味
④ CVS(シーブイエス)
全米第2位のドラッグストア
⑤ Costco(コストコ)
世界最大の会員制卸(日本でもおなじみですね)
アップスケールのローカルスーパーマーケット
⑦ Vallarta(バリアータ)
メキシコ系エスニックスーパーマーケット
⑧ Trader Joe'S(トレーダー・ジョーズ)
個性的な品揃え・サービスで拡大中
ウォールマートのSC業態
⑪ 99 Cent Only Stores (99セントオンリーストアー)
日本でいう100円ショップ
⑫ Wallmart Neighborhood Market (ウォールマートネイバーフッドマーケット)
ウォールマートの都市型小型店舗
今回はお店の外観を写真中心にお伝えしました。
日本のスーパーマーケットとは、随分外観が違うと思いませんか?
ちょっとおしゃれな感じもします。
お店の中はというと、、、
日本とは違うところがたくさんありました。
次回は、気になるお店の中についてお伝えいたします。
共栄会が主催する『2014年アメリカ食品流通視察研修会』に
6月17日(火)から6月22日(日)の5日間参加してきました。
共栄会とは(株)マルイ様と取引先とが対等な立場で、相互にメリットを
つくりながら共存共栄を目指す組織です。
食品メーカー、仕入先が多数参加しており、その他にも機器メーカー、
建設企業、システム企業等がパートナーとして(株)マルイ様を盛り立てています。
定期的に講演会や研修会といった活動を行っており、
『2014年アメリカ食品流通視察研修会』にも多数の企業が参加しました。
今回の訪問先はロサンゼルス&ラスベガスです。
全米でも健康志向・グルメ嗜好が高く、競合が厳しい市場において、
個性的な品揃えと顧客対応により、全米No.1ウォールマート等の
ナショナルチェーンと対抗しているスーパー及び他業態の有力小売業を訪問し、
いかに彼らが地域ニーズに対応し差別化しているかの実態を視察してきました。
3泊5日の行程で合計11店舗を視察しました。
【1日目の視察店舗】
① Ralphs(ラルフズ)LAの3大スーパーマーケットチェーンの一つ
アメリカの標準的なスーパーマーケット
② Whole Foods Market(ホールフーズマーケット)
オーガニック食品スーパーマーケット
③ Bristol Farms(ブリストルファームズ)
アップスケールスーパーマーケット
※アップスケールとは、高級という意味
④ CVS(シーブイエス)
全米第2位のドラッグストア
⑤ Costco(コストコ)
世界最大の会員制卸(日本でもおなじみですね)
【2日目の視察店舗】
⑥ Gelson'S(ゲルソンズ)アップスケールのローカルスーパーマーケット
⑦ Vallarta(バリアータ)
メキシコ系エスニックスーパーマーケット
⑧ Trader Joe'S(トレーダー・ジョーズ)
個性的な品揃え・サービスで拡大中
【3日目の視察店舗】
⑨ Walmart Supercenter(ウォールマートスーパーセンター)ウォールマートのSC業態
⑪ 99 Cent Only Stores (99セントオンリーストアー)
日本でいう100円ショップ
⑫ Wallmart Neighborhood Market (ウォールマートネイバーフッドマーケット)
ウォールマートの都市型小型店舗
今回はお店の外観を写真中心にお伝えしました。
日本のスーパーマーケットとは、随分外観が違うと思いませんか?
ちょっとおしゃれな感じもします。
お店の中はというと、、、
日本とは違うところがたくさんありました。
次回は、気になるお店の中についてお伝えいたします。
2014年2月24日月曜日
第2回「客数予測システムの課題と対策」について
実際に客数を正確かつタイムリーに予測するとなると、
いくつかの課題を解決する必要があります。
そこで当社が何を課題と認識し、どのような対策を取ったのかを
以下にまとめました。
(要件)
①最低1週間先までの予報が欲しい
②1日単位だけでなく、1時間単位での予測も欲しい
③1日1回のデータ入手ではなく、1時間毎の最新データが欲しい
④リアルタイム性が高い
⑤レスポンス性が高い
上記要件を満たす気象予報専門会社「株式会社ハレックス」との協業
(要件)
①プログラムに組み込み可能な多変量解析ソフトを使用する
②サーバー上で稼働するソフトを使用する
③レスポンス性が高い
上記要件を満たす「日本NAG株式会社」の多変量解析ソフトを使用
(要件)
①現場の生の声を聞ける
②実際の現場で使用してもらう
③検証の為の客数実績データを随時入手できる
当社ユーザーの協力を得て実務で使用してもらう
気象データに関しては、通常1日3回、1週間先までの予測データを入手可能ですが、
今回は更に1時間毎に72時間先までの予測データをリアルタイムに入手しています。
従って、朝の時点では晴と予測していても、お昼の時点で急な変化で
雷雨になるということも十分あり得ますので、そのような時に1時間毎の
最新の予測データは役に立ちます。
特に、お弁当や総菜を作っているお店では、チャンスロスや廃棄ロスと言った
ロスの削減には大いに役立つと考えています。
次に、客数予測の計算に関してですが、
サーバー上で稼働するプログラム組み込み型の多変量解析ソフトを使用しています。
多変量解析と言うのは総称であり、実際には重回帰分析の一つである
「数量化理論Ⅰ類」を使用して客数の予測を行っています。
今ではエクセルでも重回帰分析は手軽に行えますから、
検証レベルであれば十分に役立つと言えます。
(以下はエクセルでの起動方法です)
システム開発と検証にあたっては、当社のお客様の多大なるご協力を頂きました。
株式会社キューピット様、株式会社マルイ様には、
「気象データ等活用システムIT戦略研究会」のメンバーとして、
さまざまな観点から貴重なご意見を頂戴しました。
宇治田株式会社(スーパーウジタ)様には、システムのプロトタイプ版を導入頂き、
実際の現場で日々ご利用いただいております。
この書面をお借りして厚く御礼申し上げます。
いくつかの課題を解決する必要があります。
そこで当社が何を課題と認識し、どのような対策を取ったのかを
以下にまとめました。
(要件)
①最低1週間先までの予報が欲しい
②1日単位だけでなく、1時間単位での予測も欲しい
③1日1回のデータ入手ではなく、1時間毎の最新データが欲しい
④リアルタイム性が高い
⑤レスポンス性が高い
上記要件を満たす気象予報専門会社「株式会社ハレックス」との協業
(要件)
①プログラムに組み込み可能な多変量解析ソフトを使用する
②サーバー上で稼働するソフトを使用する
③レスポンス性が高い
上記要件を満たす「日本NAG株式会社」の多変量解析ソフトを使用
(要件)
①現場の生の声を聞ける
②実際の現場で使用してもらう
③検証の為の客数実績データを随時入手できる
当社ユーザーの協力を得て実務で使用してもらう
<気象データについて>
気象データに関しては、通常1日3回、1週間先までの予測データを入手可能ですが、今回は更に1時間毎に72時間先までの予測データをリアルタイムに入手しています。
従って、朝の時点では晴と予測していても、お昼の時点で急な変化で
雷雨になるということも十分あり得ますので、そのような時に1時間毎の
最新の予測データは役に立ちます。
特に、お弁当や総菜を作っているお店では、チャンスロスや廃棄ロスと言った
ロスの削減には大いに役立つと考えています。
<客数予測について>
次に、客数予測の計算に関してですが、サーバー上で稼働するプログラム組み込み型の多変量解析ソフトを使用しています。
多変量解析と言うのは総称であり、実際には重回帰分析の一つである
「数量化理論Ⅰ類」を使用して客数の予測を行っています。
今ではエクセルでも重回帰分析は手軽に行えますから、
検証レベルであれば十分に役立つと言えます。
(以下はエクセルでの起動方法です)
<システム検証について>
システム開発と検証にあたっては、当社のお客様の多大なるご協力を頂きました。株式会社キューピット様、株式会社マルイ様には、
「気象データ等活用システムIT戦略研究会」のメンバーとして、
さまざまな観点から貴重なご意見を頂戴しました。
宇治田株式会社(スーパーウジタ)様には、システムのプロトタイプ版を導入頂き、
実際の現場で日々ご利用いただいております。
この書面をお借りして厚く御礼申し上げます。
次回(第3回目)は、「客数予測システムの機能」です。
2014年2月14日金曜日
第1回「客数予測システムへの取り組み経緯」について
当システムを開発することになった背景は、以下のような現状を
何とか情報システムの力で解決したいという思いからです。
では、具体的な数値が把握できたとして、
どのような業種に適用できるかと言うことですが、
例えば、
① スーパーマーケット
② ホームセンター
③ 飲食業
④ レジャー施設
・・・・・・
などが挙げられます。
また、用途によりさまざまな活用範囲があります。
例えば、スーパーマーケットにおいては、
① 数日先までの客数を予測して、商品の発注数を決める。
② 明日の客数を予測して、パートさんのシフト表を作成する。
③ 夕方の客数を予測して、コロッケを作る数を決める。
・・・・・・
などが挙げられます。
これらの作業は当然毎日のように社員の方々が行っている訳ですが、
何からの基準で客数がタイムリーに導き出されたら、日々の計画が
より具体的なものになってくるのではないでしょうか?
但し、コンピュータから出力される予測は必ずしも
100%的中する訳ではありません。
なまざまな要因でブレが生じます。
しかし、生じたブレを分析することで、より精度の高い予測値に
近づけることは可能だと思っています。
実現不可能な予測精度を追い求めるのではなく、
「欲しい時に、欲しい精度の予測」を手に入れることで、
日々の仕事の見通しは遥かに良くなると考えています。
次回(第2回目)は、「客数予測システムの課題と対策」です。
何とか情報システムの力で解決したいという思いからです。
どのような業種に適用できるかと言うことですが、
例えば、
① スーパーマーケット
② ホームセンター
③ 飲食業
④ レジャー施設
・・・・・・
などが挙げられます。
また、用途によりさまざまな活用範囲があります。
例えば、スーパーマーケットにおいては、
① 数日先までの客数を予測して、商品の発注数を決める。
② 明日の客数を予測して、パートさんのシフト表を作成する。
③ 夕方の客数を予測して、コロッケを作る数を決める。
・・・・・・
などが挙げられます。
これらの作業は当然毎日のように社員の方々が行っている訳ですが、
何からの基準で客数がタイムリーに導き出されたら、日々の計画が
より具体的なものになってくるのではないでしょうか?
但し、コンピュータから出力される予測は必ずしも
100%的中する訳ではありません。
なまざまな要因でブレが生じます。
しかし、生じたブレを分析することで、より精度の高い予測値に
近づけることは可能だと思っています。
実現不可能な予測精度を追い求めるのではなく、
「欲しい時に、欲しい精度の予測」を手に入れることで、
日々の仕事の見通しは遥かに良くなると考えています。
次回(第2回目)は、「客数予測システムの課題と対策」です。
2014年1月10日金曜日
棚割管理システムについて(4) ~導入にあたって心がけた点~
今回は棚管理システムや自動発注システム導入にあたって、 (1)システム面と (2)運用面 で心がけた点についてお伝えします。 |
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(1)GOTやタブレット端末の操作性について |
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前回も触れたとおり、GOTやタブレット端末のレイアウトは、 我々が実際の店舗で棚管理を実施したうえで試行錯誤しながら 作成しました。 |
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GOTやタブレット端末の操作性について意識しているのは、 |
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① 誰が使ってもわかる(例:知りたい情報が一目でわかる) |
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② 操作が簡単(例:クリックやタップ回数を極力減らす) |
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ということです。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
実際に店舗で棚管理を実施する中で 「こうしたらもっと使いやすいのではないか」 という考えが浮かぶと、すぐに当社のエンジニアにその要望を伝えます。 |
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エンジニアの苦労も考えず、「ああした方がいい」「こうした方がいい」 と依頼すると、その要望(もしくはそれ以上)の状態に改良してくれます。 本当に心強いです。 |
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この実施→改良を繰り返しながら現在の状態に至っています。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
今後も試行錯誤をしながら常にシステムをブラッシュアップしていければ と考えています。
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